人と違うものを明確にしなくてもいい

ボチボチやるぞーと思いながら、体調不良やGWでバタバタと

久しぶりにブログを開いたら、記事を読んでくれている人がいて

浮かれている168cmの女です。

人生初の本読みブームにより、本を読み始めて1か月半。

飽き性なので、少し勢いは落ちているものの、また少し読んでいます。

現在読んでいる本

①田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 渡邉格 著

②エイジ 重松清 著

③15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか? 奥野一成 著

④最高の体調 鈴木祐 著

合わせて読んでいる本の中から気になった文章、自分の中でつながる部分を少し書きます。

①から一文を引用します。

でも、人との「違い」を見せつけるためにやってきたことは、結局何ひとつ自分の身にならなかった。今なら、その理由がよく分かる。「人と違うことをしよう」という発想は、「人と違うものがない」ことを自覚していることの裏返しでしかないのだ。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」渡邉格 著

①は15年ほど前にも読んだのですが、初めて読んだ時の自分には響かなくて、今の自分に響いています。今読んでも今の自分には刺さる言葉。だけど、多分初めて読んだころの自分には届かない言葉です。

不登校だったり、勉強についていけず高校を中退した私は、「人と違うものを見つけなければ」「一度レールを外れてしまったからどうにかしなければ」と頭で考えてるわりに何をすればいいかわからず、不安にだけ潰されている状態でした。

そんなときに「努力してダイエットして、痩せて可愛くなる」ことに価値を見出したんだなぁと、今になればわかります。

私は、私であることに自信がなかったのです。そして今もこの言葉が心に刺さるということは私が私であることに自信がないのです。多感な時期ほどではないですが、少なからず感じます。

合わせて読んでいる④の本の中で価値観を書き出すワークがあったのでやってみました。

ワークをしていると、そもそも「人と違うことを探さなきゃ」「人と違うものを持たなきゃ」なんて思わず、自分がジャンルごとに好きなように、思い思いに書くことが重要になってきます。箇条書きでも思い付きでもなんでもいいから、自分の意見、自分が大事なことを書き出していきました。

そしてそんなことをしていると、あぁやっぱりそもそも論、「人と違うことをしよう」と焦っていた自分はなんだったんだろう、と思います。

自分がやりたいこと、好きなことを書き出しているだけで、人と違うことを明確にしなければならないなんて、何の幻想だったんだろうと。

今日はとりあえずこの辺で終わります。

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